
東京から高速ジェット船で約2時間。伊豆大島は、都内から手軽に行ける距離にありながら、ダイナミックな自然に触れられる島です。
2026年の旅先として特におすすめしたいのが、島の東側に広がる「裏砂漠」。今回は、その魅力と現地で体験できることをご紹介します。
🌋 日本でここだけ。地図に刻まれた「砂漠」
「砂漠」と聞いて広大な砂丘を想像するかもしれませんが、裏砂漠の景色はそれとは一線を画します。実は、国土地理院の地図において「砂漠」と記されている場所は、日本国内でここだけです。
三原山の噴火によって降り注いだ「スコリア」と呼ばれる黒い火山岩に覆われた大地は、植物の侵入を拒むかのような漆黒の世界。遮るものが何もない視界の先には、どこまでも続く太平洋が広がっています。
✨ 裏砂漠の主な見どころ
1. 漆黒の大地と青い海のコントラスト
見渡す限りの黒い大地と、水平線に広がる深い青色の対比は、裏砂漠ならではの光景です。天気の良い日には、その色彩の鮮やかさがより際立ちます。
2. 風の音だけが響く圧倒的な静寂
裏砂漠には高い木々や遮蔽物がないため、街中の喧騒とは無縁の静寂が広がっています。足元のスコリアを踏みしめる音や、吹き抜ける風の音をダイレクトに感じる、穏やかな時間を過ごせます。
3. 視界を遮るものがない満天の星
夜になると、裏砂漠は完全な暗闇に包まれます。人工的な光がほとんどないため、空一面に広がる星々を観察するのに絶好のポイントです。2026年、静かな環境でゆっくりと夜空を見上げたい方には最適の体験になるでしょう。
🏃 裏砂漠で体験できること
独特の質感を味わうウォーキング
細かな火山岩が敷き詰められた大地を歩くと、ザクザクという心地よい振動が伝わってきます。平坦な場所だけでなく、起伏に富んだエリアもあり、歩く場所によって刻々と変わる表情を楽しめます。
「地層大切断面」とのセット観光
伊豆大島には、火山の歴史を物語る「地層大切断面(通称:バウムクーヘン)」があります。裏砂漠と併せて訪れることで、この島が辿ってきた長い時間をより立体的に体感できます。

💡 旅をスムーズに楽しむためのアドバイス
服装について: 裏砂漠は非常に風が強く、さえぎるものがないため、ウィンドブレーカーなどの防風着を用意することをおすすめします。
靴の選択: 細かい砂利道が続くため、サンダルやヒールのある靴は避け、履き慣れたスニーカーやトレッキングシューズで訪れるのが安心です。
📝 まとめ
伊豆大島の裏砂漠は、過度な装飾のない、ありのままの自然の姿を教えてくれる場所です。
2026年、忙しい日常から少し距離を置いて、静かな大地でリフレッシュしたい。そんな方は、ぜひ次の週末に伊豆大島への旅を計画してみてはいかがでしょうか。