
本日(2026年4月13日)夜9時より、いよいよ放送がスタートするフジテレビ系月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』。
「高校生が作ったサバの缶詰が、JAXAの認証を受けて宇宙へ飛び立つ」という嘘のような本当の話は、放送前から大きな話題を呼んでいます。
ドラマで描かれる熱い青春ストーリーをより深く味わいたい方に向けて、今回は本作の原案となった2冊の素晴らしい書籍をご紹介します。これらは、福井県の高校生たちが実際に歩んだ「12年間の軌跡」を余すところなく綴った、胸が熱くなるノンフィクションです。
1. ドラマの原案!指導教官の視点で描かれた本格ノンフィクション
『さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち』
-
著者: 小坂康之、林公代
-
出版社: イースト・プレス
【おすすめポイント】 今回のドラマの直接的な原案となった一冊です。 著者の小坂康之先生は、福井県立若狭高校(旧・小浜水産高校)で実際にこのプロジェクトを牽引した指導教官。ドラマで北村匠海さんが演じる熱血教師のモデルとなった人物です。
「宇宙食、作れるんちゃう?」という生徒の何気ない一言から始まり、NASAも採用する厳しい衛生管理システムの取得や、学校の統廃合という絶体絶命のピンチなど、数々の困難が立ちはだかります。延べ300人以上の生徒たちが、12年という長い歳月をかけてどのように「研究のバトン」を繋いでいったのか。指導教官の視点から克明に描かれた、大人にこそ読んでほしい感動のドキュメンタリーです。
2. 子どもと一緒に読みたい!ワクワクが詰まった児童書版
『宇宙食になったサバ缶』
-
著者: 小坂康之、別司芳子
-
出版社: 小学館
【おすすめポイント】 同じプロジェクトの軌跡を、小学校高学年以上向けに分かりやすくまとめた児童ノンフィクションです。
JAXAの専門的な認証プロセスや宇宙食の秘密が、子どもにも理解しやすい言葉で丁寧に解説されています。「行ったことのない宇宙の正解を、どうやって探すのか?」という答えのない問いに立ち向かう高校生たちの姿は、子どもたちの「探究心」を強く刺激してくれます。
漢字にはふりがなが振られており、宇宙での食事や健康にまつわる豆知識コラムも充実。教育現場での探究学習の読み物としても高く評価されており、ドラマを親子で楽しみたいご家庭に強くおすすめしたい一冊です。
📝 まとめ:映像と活字で味わう「12年の執念」
今夜から始まるドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』では、エンターテインメントとして昇華された青春ストーリーが楽しめますが、書籍を読むことで、それが「一切の誇張がない、高校生たちの本当の汗と涙の結晶」であったことが痛いほど伝わってきます。
2020年11月、野口聡一宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)から「ジューシーなお魚。しょうゆもしっかり染みていておいしいです!」と笑顔で食レポをしたあの瞬間。そこに至るまでの長くて尊い「サバ缶道」を、ぜひ書籍でも体験してみてください。
まずは今夜9時、ドラマの初回放送をお見逃しなく!