夜空に輝く月へ、人類が再び足を踏み入れようとしています。それが、現在アメリカ(NASA)が主導し、日本を含む多くの国が参加している「アルテミス計画」です。
1960年代後半から70年代にかけて行われた「アポロ計画」以来、およそ半世紀ぶりとなる有人月面探査計画ですが、ただ月に行って帰ってくるだけではありません。
どのような計画なのか、そして「月の裏側」を調べることがなぜすごいのか、まさに今動いている最新情報とともにわかりやすく解説します。
🚀 アルテミス計画とは?その3つの特徴
アルテミス計画は、一言で言えば「月面での持続可能な活動拠点を構築し、さらなる深宇宙(火星など)への足がかりにする計画」です。
1. 初の女性・有色人種宇宙飛行士の月面着陸
多様性を重視し、史上初めて女性や有色人種の宇宙飛行士が月に降り立つ予定です。
2. 月に「住む」ための拠点作り
「月に滞在し、活動を続けること」が目的です。月を回る宇宙ステーション「ゲートウェイ」を建設し、月面基地を作る足がかりとします。
3. 日本人の月面着陸も決定!
日本(JAXA)も強力なパートナーであり、将来的に2名の日本人宇宙飛行士が月面に降り立つことが日米間で合意されています。
🌑 「月の裏側」や「見えない場所」を調べるのは何がスゴイ?
アルテミス計画では、地球から見えない月の裏側や、太陽の光が永遠に当たらない南極周辺のクレーターを目指しています。
「水(氷)」が見つかる可能性が高い!
極寒のクレーターの底には、水が「氷」の状態で大量に眠っていると考えられています。
水は宇宙の「ガソリンスタンド」になる
水を電気分解すれば、呼吸用の酸素とロケットの燃料(水素・酸素)になります。月で燃料を補給できれば、地球から重い燃料を運ばずに火星などの遠くへ出発できるようになります。
地球の電波が届かない「静かな環境」
地球の人工的な電波が届かないため、宇宙の奥深くを観測する巨大な電波望遠鏡を設置するのに理想的な場所です。
🔥【最新ニュース】まさに明日(4月7日)、宇宙飛行士が月の裏側へ!
このアルテミス計画は、現在まさに進行中です。
先日(4月2日)打ち上げられた「アルテミス2号」に乗る4人の宇宙飛行士は、明日(4月7日)に月の裏側に到達します。
この時、宇宙船は地球から約40万6,800km離れると予想されており、1970年のアポロ13号が記録した「人類が地球から最も遠く離れた距離」を約半世紀ぶりに更新するという歴史的な瞬間を迎えます。

まとめ
アルテミス計画は、単なる月面探査ではなく、「人類が宇宙へ生活圏を広げるための壮大な第一歩」です。
明日、宇宙飛行士たちが自らの目で月の裏側を目撃し、そして数年後には実際に月面に降り立って水を探す計画が進んでいます。SF映画のようなワクワクする未来が、今まさに現実になろうとしています。